Carving ringのスタイリング

こんにちは、小西です。

 

友人が結婚しました。突然パートナーを伴って店頭に現れたと思えば、マリッジリングを買いたいと相談されました。

ざっと商品を見た中では直感でMUGEN ringが良いと思ったそう。メビウスの輪をモチーフにしたタイムレスなデザインは確かに素敵だし、似合いそうだけど、、、クリエイティブに働く彼女には、王道のMUGEN ringよりも個性のある提案をしたくなりました。

MUGEN ring

 

これはどう?と勧めたのがCarving ring。

以前書いた記事「鋳造から鍛造へ」でご説明したように、「誰が誰のために作るのか」という考えのもと、全てのジュエリーをリファインメタルで、自社のアトリエだけで制作することを目指し、昨年リニューアルしたものです。

初見で拒否反応は示さなかったので、そこから私の怒涛のプレゼンが始まりました。鍛造やリファインメタル、和彫りの職人の話にも興味を持ってくれたようで、最終的に夫婦揃って「これが良いね」と決定。

Carving ring

 

その少し後にも、ずっとMUGEN ringを候補にされていたお客様がCarving ringをご注文くださったケースがありました。

JournalやYouTubeをご覧いただく内に、和彫りで施す月桂樹模様にはもちろん、実際に制作する職人の顔が見える事にも魅力を感じられた様子。当初は「自分には派手過ぎるかな」と敬遠されていた男性も、次第に「見慣れたらそんなに派手じゃないね」と気に入っていただけました。

お帰りになった後には「彫って下さる神田さんにも私達の楽しみをお伝えください」とメッセージを頂戴し、神田が張り切っております。

 

これ以外にも店頭で目を留めていただいたりお問い合わせを頂くことが増えており、不動の人気を誇るMUGEN ringの陰で密かにCarving ringへの注目度が高まっているように思います。

humが大事にしている「誰が誰のために作るのか」という考え方を、皆様もこれまで以上に意識されるようになったという事なのでしょうか。

 

いろんなお客様におすすめしている内に自分でもオーダーしたいなと思うようになったので、今日はファッション使いをイメージした3つのキーワードから、Carving ringのスタイリングをご紹介してまいります。

スタッキングすることで和彫り特有の風合いを様々なスタイルに溶け込ませることができ、手持ちのリングの表情も新鮮に感じられると思います。

 

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① ナチュラル・洗練

…M-R70SS(細)GG × rc-R107

細身のリングを重ねるスタイリングは、ジュエリーをたくさん着けるのが苦手な方でもトライしていただきやすいはず。

M-R70SSの細さなら、和彫りの模様の主張はやや控えめです。素材はグリーンゴールドを選ぶことで、すっきりと軽やかに、カジュアルな着け方ができます。

 

② スタイリッシュ・瀟洒

…M-R71S(中)PT × et-R136

動きのあるhumete combinationの2連リングをcarving ringで引き締めました。複数の色味をミックスしましたが、3本のリング幅が同じくらいなので上手くまとまります。

細すぎず太すぎないM-R71Sは一番人気。プラチナに和彫りの都会的で落ち着いた雰囲気は、シンプル志向の方にも好評です。

 

③ クラシック・気品

…M-R72M(太)WG × ocet-R1

ソリテールリングとの重ねづけも勿論おすすめ。carving ringの彫り模様が添えられることで、主役のダイヤモンドが違った表情を見せます。

M-R72Mは、和彫りが持つ力強さを存分に堪能できる太さ。独自のホワイトゴールドを選べば、重厚な色合いにより月桂樹模様が一層趣深く引き立ちます。

 

こうして見てみると、

「ブライダルジュエリーとファッションジュエリーを区別して考えたことは無い。ブライダルジュエリーもファッションの延長線上にあるもの。」

このデザイナーの言葉の意味を改めて実感することができます。 

 

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素材や製造方法など、生産背景へのこだわりは、最終的な作品の完成度ありきで語られるべきだと常々思います。いくらこだわって作ったところで、手間暇をかけて作ったところで、世間から求められなければその努力は水の泡になってしまいます。

humは、人間がものを作る行為そのものに感動が生まれると信じているからこそ、最終的な完成度には絶対に妥協を許しません。自分達のジュエリーへの自信がこうしてその背景を伝えることに繋がっているのだと思います。

 

このようなhumの自信とこだわりを余すことなく感じられるcarving ring。私達の考え方に共感してくださる方には是非ともおすすめしたい一品です。

今日の記事を通してご興味を持ってくださったら、一度お試しいただけると嬉しいです!

 

 

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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