NIGHT WORKSHOP JINGUMAE -report vol.2-

こんにちは。職人の土屋です。

NIGHT WORKSHOP JINGUMAEのレポートをお届けします。

 

この日の受講者様は、humのジュエリーを多数ご愛用くださっているT様。今回初めてのワークショップに挑戦されました。

ワークショップ終了後には、大阪にいるコーディネーターの小西がビデオ通話でインタビューを実施しました。インタビュー内容は記事の後半に掲載します。

 

 

さて、今回制作したFive ringsは、約2時間で完成させる1day programのメニューです。

作業時間の配分が難しく、いつもは教えながら時間が気になってしまいますが、T様は器用な方だったので進行がスムーズでした。

 

作業工程はこのようになります。

 

①  丸線をリング状にする

②  ニッパーで切断し、断面をヤスリですり合わせる

③  ロウ付け

④  リング一本一本のサイズ調整

⑤  ロウ付けした部分を糸ノコで切断

⑥  リングを組む

⑦  ロウ付け

⑧  マット仕上げ

 

5本のリングを組むFive ringsでは、ロウ付けを③と⑦で合計10回行うことになります。ロウ付けは初めての人にとっては慣れない作業で、しかも火を扱うのでしっかりサポートする必要があります。

 

それでは作業風景を見ていきましょう。

 

リング状に丸めた線を切断して、ヤスリがけ。早速この辺りからT様の器用さが発揮されていきます。細い線で断面も小さいですが、ヤスリの扱いが上手でした。

 

サイズ調整は特に重要です。5本をピッタリ同じサイズにしなければいけません。これが上手くいけば、リングを組んだ時に希望のサイズに仕上がります。

「何号で作れば、組み合わせた時に何号に仕上がるか」。過去に何度も作り直しながらデータを取っていて、このデータを元に作成します。

 

リングを組む工程。組み方を誤ると美しい5連になりません。T様は楽しそうに作業をされていて、サンプル通りに丁寧に組めました。

 

ロウ付けの工程では、ロウ付け部分がぷっくりしていて可愛いのでもっとぷっくりさせたい、という要望が出ました。ロウ材の量を調整して、サポートに入りました。

 

完成です。

ロウ付け部分をお好みのぷっくり感に仕上げることができました。

 

終了後のインタビューでは、humに対する愛情をたくさん語ってくださいました。

 

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2年前にhumete classicのバングルをオーダーして以来、すっかりhumの沼にハマってしまいました(笑)

 

最初は見た目が可愛い!好き!というところがスタートだったけど、色々と知っていくうちに「WORKING CLASS MOVEMENT」のスローガンに共感して、今ではそんな考え方とか、小さいカンパニーのメンバーみんなが個性と魅力に溢れているところとか、全部ひっくるめて「ジュエリーは全部humで良くない?」って思ってます。

 

ワークショップもずっと気になっていました。

子供がいるのでスケジュールを空けるのが難しくて、なかなか参加できなかったんですが、神田さんと小西さんのインスタライブを見て「やっぱりやりたい!!」って我慢できなくなっちゃって、すぐにNIGHT WORKSHOP JINGUMAEを予約しました。

 

実際にやってみて、とにかく楽しかったです!本当に楽しかったです!!

ガスバーナーの炎が金属にあたって色が変わるのとか、ヤスリで削ると金の粉がパラパラと舞い落ちるのが妖精の粉みたいに思えたりとか、短く切り揃えられた土屋さんの爪に職人らしいカッコよさを感じたりとか、色んな光景が全部思い出になりました。

 

作るのがこんなに楽しくて、仕上がったジュエリーがこんなに可愛いなんて、全人類にオススメしたいと思ってます。

 

土屋さんも小西さんもありがとうございました。

 

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T様、ご参加ありがとうございました。

 

NIGHT WORKSHOP JINGUMAEは、現在4月の予約を受け付けております。

詳細はこちらからご覧ください。

 

Instagram:@hum_night_workshop

YouTube:hum jewelry making

 

photo by Satoshi Tsuchiya 

 

 

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