空間のあるリング-T-bar ring & Rectangle ring-
こんにちは、小西です。
本日は、最近お問い合わせを頂くことの多い2つのリングについてご紹介したいと思います。
ひとつめは、主にインスタグラムでの人気が高いこちら。
留め具としての機能を持つTバーが大胆にトップにあしらわれた、laceコレクションの“deco lace”T-bar ringです。
ふたつめは、発売当初から長らく愛され続けているhumeteコレクションのRectangle ring。
一見全く違う印象を受けるふたつのリングは、「空間」があるという点で共通しています。
フレームから肌がのぞいて抜け感が生まれ、小洒落た雰囲気があるのにわざとらしさは無い手元に。
パッと目を引く存在感のあるデザインでも重たくならず、どんなリングと合わせても喧嘩しないのが「空間のあるリング」の良いところです。
もちろん、それぞれをよく観察してみると明らかに違う点もあります。
例えばT-bar ringは直線の印象が強いけどRectangle ringは曲線的です。パーツが重なり合う斬新なデザインのT-bar ringに対して、Rectangle ringは安定感があり普遍的・・・。
この記事では、メレダイヤのセッティング方法による印象の違いに着目してみます。
空間のあるリングにはどんな個性的なアイテムでも受け止める懐の深さがありますが、石留めのスタイルが同じアイテムとの親和性の高さは格別です!
T-bar ring
いわゆる連留めという技法でダイヤがセッティングされています。humではミル打ちと組み合わせて、クラシックでかっちりした見せ方をする際に用いる事が多いです。
同様の技法を用いたデザインとしてOctagon ringなどが挙げられます。
humの中では比較的フォーマルな表情を持つ石留めです。
T-bar ringとOctagon ringのペアは、風格のある佇まい。
Rectangle ring
hum独自の彫り留めが用いられています。彫り跡が模様になっているのが最大の特徴で、かしこまりすぎないラフなかっこよさがあります。
これに近しい技法が用いられるのは、humete Combination collectionなど。
どちらかというとカジュアルな雰囲気のある石留めです。
Rectangle ringとCombination ringのペア。先ほどの連留めペアに比べると、やや奔放な印象を感じませんか?
それぞれ違った良さのあるセッティングですが、もちろんミックスしてもOK。
連留めペアと彫り留めペアを入れ替えてみました。連留めのフォーマルな要素と彫り留めのカジュアルな要素をどちらも取り入れながら、お好みのバランス感で楽しんでいただきたいです。
いかがでしたか。
空間のあるリングはスタイリングしやすいだけでなく、圧迫感の少ない着け心地も魅力の一つですので、ぜひ一度店頭で試してみてくださいね。
そして、石留めの違いに注目してジュエリーを選ぶことはなかなか無いと思いますが、フォーマル/カジュアル、それぞれがもたらす印象の違いを意識してみると、理想のスタイリングに一役買ってくれるかもしれません。
この記事を通して、「空間のあるリング」そして「humの石留め」に少しでも興味をお持ちいただけたなら幸いです。
〈スタイリング使用商品〉
•humete collection ‘classic’ bangle
Item number:et-BR113m
•THE SYMBOL OF REFINED METAL
Item number:RF2021-BR11
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。