humete ‘classic’ bangle -自分の視点と心地よさ-
こんにちは、小西です。
2016年の発売以来エターナルなスタンダードアイテムとして人気を誇るhumete classic バングルは、既に多くの方がご愛用くださっている一方、「サイズやデザインの選び方が難しい」と迷われる方も多いようです。
今日はお客様から頂いたお声を元に、humete classicバングルの選び方を考えてみます。
shop manager・岩﨑のInstagramではこんな事例が紹介されていました。
“姿見鏡をご案内しましたが「大丈夫です」とやんわりお断りになられました。
初めは恥ずかしがられているのかなと思っていましたが、
その真意は全く異なるものでした。
「周りからどう思われようがどうでもいい、
自分からどう見えるかだけでいい」”
サイズを選ぶ際、客観的な視点から見ると少しゆったり目にサイジングするのも程よい抜け感と動きが感じられて素敵ですよとお伝えしたところ、「人からどう見えるかは関係ない」と仰ったそう。あくまでも“ご自身の”視点からしっくりくるジャストサイズをオーダーされたとの事です。
そしてそれが一番お似合いだったように思う、と岩﨑。
humete ‘classic’ bangle - et-BR111s/K18YG
humete chain bracelet - et-BR64s
このエピソードがきっかけで、私が以前に担当させていただいたお客様のことを思い出しました。
ずっと憧れてくださっていたというhumete classicバングルのご購入を決意されたのですが、ご遠方にお住まいでご試着無しでのオーダー。特にサイズ選びにはかなり慎重になりました。
お守りのように着けたいというご要望だったので、最も重要視したのは「肌身離さず着けるのに相応しいサイズ」でした。違和感無くずっと心地よく着けていられるようジャストサイズをご提案し、決定になりました。
オーダーを承った後も、やっぱり大き目のサイズに変更すべき…?と迷われた程でしたが、当初の「自分にとっての御守り」という着け方を最優先に、ジャストサイズでオーダーを進行。結果的に大変ご満足いただけました。
「想像以上にしっくりきました!このバングルを着けている姿が、夫や子供達の記憶に刻まれたらいいな」
このお客様から頂いたメッセージを思い返してみて、改めて考えたことがあります。
自分にとって心地よいもの・しっくりくるものは無意識に愛用し続けるので、やはり結果として他人の記憶にも残るのでは、、、と。
humete ‘classic’ bangle - et-BR113m/K10YG
humete chain bracelet - et-BR64s
少し前の記事でたった一人の持ち主とモノとの関係性について書きましたが、自分が心底好きだと思えるものと1対1で向き合うことでもたらされる豊かさがあります。よく自己満足と言ったりしますが、万人にとっての正解なんて無いんだから自己満足もひとつの正解だと思うんです。
ちなみに私が入社当初に選んだ二つのリングは、完全に自分目線だけで「イケてる」と思った組み合わせでした。
このコーディネートが良い!と私自身が信じて疑わなかっただけで特に奇抜さを狙った訳ではありませんでしたが、いつの間にか「衝撃を受けました」という反応と共に共感や憧れを示していただく事が増えていました。
symbol collection eye ring - sy-R24L
rosecut pave ring - rc-R100M
岩﨑や私が担当したお客様のエピソード、そして私自身の経験が、それを意図するかは別として、自己満足を追求することが周りに与える印象も良くするのだという仮説を立証しているように思っています。
今回はhumete classicバングルに焦点を当てましたが、これに限らず選び方を迷ってしまって答えが出ない時は、自分自身の感覚を研ぎ澄ませることだけに集中するのも良いのかもしれないですね。ご紹介した自己満足的とも言えるエピソードを参考に、ご自身の視点と心地よさでジュエリーを選んでみてはいかがでしょう。
幅を悩まれる方は、ゴールドの質感を「線」と「面」どちらで楽しみたいかを考えてみると良いと思います(実際に接客したお客様から「参考になりました」と言っていただけた考え方です)。私は太い方の幅で、滑らかな甲丸の曲面を楽しんでいます!
humete ‘classic’ bangle - et-BR111s/K18YG
humete ‘classic’ bangle - et-BR113m/K10YG
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。