【hum making】神田-vol.3
こんにちは、小西です。
今日は神田による彫りの練習記録です。
前回の練習記録はこちら
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Day 18
●前回の続きで月桂樹の彫り、直線
片切りタガネが難しい。彫り跡が美しくない。扱う感覚はなんとなくわかった。
まだ直線が下手なまま。板よりもリングに直線入れる方が好きかもしれない。
次、また違う柄へ。ずっと同じ柄を続けるよりも、柄A→柄B→柄A・・・と、違う柄を挟む方が成長が見えやすい。
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色々試して得意な柄を見つけたい!
今は、上手い下手はともかく月桂樹を彫るのが楽しいです。
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明日、練習用のシルバーの八角形リングが吹き上がる予定。
Day 19
●月桂樹の彫り続き、直線・尾っぽ
月桂樹楽しい。
曲がりのタガネで彫り直しをすると、いつも線が二重になってしまうのが気になる。。。同じ線をなぞって彫れるようにしたい。
左手の力を抜くこと、線の抑揚、残る地金の形を、引き続き意識する。
直線は、上手くできていた時の感覚に戻りつつあるかも。
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練習用の八角形リングが吹き上がってきました。
森山さんからゴム掛けを教わって、ゴム掛けが終わったら実際に彫ってみる。
Day 20
●八角形 ゴム掛け → 縁のけがき、彫り → 柄のけがき、彫り
※けがき…基準の位置を決める下書きの線のこと
けがきが大事。濃すぎると後で消せなくなるので、なるべく薄く。コンパスを使って均等に。
縁から0.5mmのけがき線の真ん中を彫る…彫り跡が見えなくて、最中にタガネがどこにどのくらい当たっているのかわからない。アールに均等に沿わせるのも難しい。。。
貞清さんと私の比較写真
Day 21
●彫りの続きから
葉っぱの形がふっくらするよう、距離を短くSを彫るイメージ。
まだ柄を彫り終えていないけど、とりあえず反対側も同じところまで。
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今日は顕微鏡を使って彫りました。
初の顕微鏡、よく見えすぎて感動!
線の上をなぞって彫るのはやりやすいけど、全体のバランスを取るのは難しい。
貞清さんの見本はルーペ越しよりもはっきり見えるので、しっかり見ておく。
Day 22
●彫りの続きから
今日は裸眼。全然見えず苦戦、深く彫りすぎてしまったところが多々あり。
彫り直しで修正できるみたいなので次回彫り直し〜彫り直しの後はミル打ち、仕上げまで。
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タガネの使い方はなんとなくわかっていても、立てる角度をちゃんと掴めていない。
手の感覚とか音の感覚を覚えて、見えなくても彫れるようになるしかない。
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ミルを打つ箇所に彫りが貫通しないよう、線と線の交点で彫りあげることを意識する。
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絵が描けること(絵に対する美的感覚、左右対象がわかること)が大事なので、ペン先の縦横比が違うペンを使って紙に書いて練習すると良い。
Day 23
●彫りの続きから
今日は顕微鏡で。
前回の修正〜葉っぱの真ん中のミゾ入れ(両面)~ミル打ち(片面)。
明日は反対側のミル打ちから。
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初のミル打ち、打っている最中に気がついたこと。
ミル同士がくっつくところの両線が中心に向かうようにしないと、リングに対して斜めになってしまう。要注意。
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金属によって硬さが違うので、金属の性質をタガネで感じ取れると上手く彫れるようになるらしい。
Day 24
●ミル打ちの続き 〜 反対側の直線彫り→ミル打ち
直線彫り…細い線なので曲がった時にわかりやすい。面が湾曲しているので線の真ん中だけが太くなりやすい。真っ直ぐに、太さを一定に彫る。
ミル打ち…側面とつなげるように打つ。斜めにならないよう、両線はリングに対して垂直に。
ミル横の線を彫る時にある程度地金を残さないと、ミルが埋もれる。今回は地金がほぼ残っていなかったので、埋もれてしまったところが多い。
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ミル打ち、めちゃくちゃ楽しい!
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明日、日付の刻印→仕上げ。
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地道な練習を毎日欠かさず続けていること、本当にすごいなと思います。
日々共有してもらっている日記には、反省、改善策、小さな気付きや工夫、、、いろんな事を考え、試行錯誤しながら練習に励む様子が記録されています。
これを「与えられた仕事」として捉えるのではなく、きっと「自分がやるべき事、成し遂げたい事」だと思っているから、熱心に続けられているんですよね。
自らやる人は、やらされている人には絶対負けません。
自らやるからこそ成長できるんです。
これからの道程は、想像もできないほど厳しいのかもしれません。
でも今の神田を見ていると、時間はかかっても必ず成し遂げるんだろうなと思えます。
神田さん、投げ出したくなる時もあるかもしれないけど、そんな時はブログの読者の方々や私が応援していることを思い出してもらえたら嬉しいです。
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