語れるジュエリー
こんにちは、小西です。
好きなものを誰かと共有できるのは幸せなことです。
インスタグラムで投稿にコメントを頂いたり、お客様同士がお互いのジュエリーについて語り合う光景を見るたび、嬉しくなります。
少し話が逸れますが、このブログを始めたきっかけは私が代表の貞清から言われたとある言葉でした。Facebookグループの方では書いたことがあるのですが、個人的なことなのでここで公表するのはやめておきます。
でも貞清の言葉はあくまでもきっかけの一つ。ずっと私は、humのジュエリーの魅力をもっと深く知ってもらいたいと思っていました。
コンセプトや作りの面などは商品をぱっと見ただけでわからないことも多いです。しかしぱっと見ただけではわからない部分を知ることは、何故このデザインが優れているのかを論理的に理解する糸口になり、そこに込められた想いに共感してジュエリーの価値が何倍にも感じられる、ということにも繋がります。
もっと色々な魅力があるのにそれが十分に伝わっていない・・・見た目以外の魅力を言葉で伝えて、私と同じようにhumのジュエリーの虜になる人が増えたら嬉しい!そんな風に考えてブログを書き始めました。
商品の質が良いのは今や当たり前で粗悪な商品に出会うほうが難しいほどです。極端な話、数千円のアクセサリーでも着用にあたっては何ら問題無いはずです。
ある程度の品質はどこを見ても担保されている中で、どんな基準でモノを選ぶのか・・・まずは、もちろん自分の趣味嗜好に沿ったもの。
それから、商品の背景。どれほどの情熱が込められていて、どのようなストーリーが存在するのか、そんな背景にこそ他との違いが表れますし、モノを選ぶにあたってとても重要な要素だと感じます。需要を供給が大きく上回っている今、表面的な美しさには惹かれなくなってしまうのだと思います。
こちらの記事でショップマネージャーの岩﨑も言っていましたが、自分で選んで身に着けるものについて語れる背景が多いと、それだけで誇らしく感じます。
たとえばREFINE METAL Collection。私自身ネックレスを愛用中で、先日リングも追加でオーダーしました。
・素材の調達方法
・今後の職人の在り方まで考えた生産背景
・全く新しいチェーンの構造
・インパクト抜群で均整のとれたルックス
このようにREFINE METAL Collectionには深掘りできるポイントがたくさんあり、つい語りたくなってしまいます。(そして、お客様にもおすすめしたくなります)
ところで、少し前まではテレビや雑誌等メディアの影響が大きく、流行りや好みの傾向がはっきりしていました。しかし今となっては個人で情報を集めて発信まで出来るようになり、価値観が多様化してひとりひとりが異なる物差しを持っているように感じます。
つまり同じものが好きな人同士でも解釈の仕方はそれぞれ違うということです。
-価値観がこれだけ多様化しているのだから、誰かの評論にはもはやあまり意味がない。しかしひとりひとりが違う解釈を持つからこそ、その内実は微妙に違ったとしても評論が個人と個人を結びつけるきっかけになるのではないか-以前読んだ本の中に、評論の意味を問い直すこのような内容が書かれてありました。
REFINE METAL Collectionに限らず、humのジュエリーはつい語りたくなるような魅力に溢れています。
思想、生産背景、情熱や想い、デザイン、スタイリング。。。
ぜひ様々な角度から楽しんで、その楽しみ方を周りの人達と共有したり、評論したり、感じたことを語ってもらえたら嬉しいです。そこから生まれる新しい繋がりや、違う楽しみ方の発見がきっとあると思います。
私達がブログなどで発信していく内容が、そのきっかけのひとつになれば光栄です。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。