自分軸のブライダル -customer interview-

こんにちは、小西です。

 

「単に指輪を買う以上の体験になりました」-マリッジリングとエンゲージメントリングをご依頼くださったお客様から、このような有り難いご感想を頂戴しました。

結婚するとは言っても、指輪もライフスタイルも「あくまで自分達らしく」。そんなスタンスが印象的だった、素敵なお二人へのインタビューをお届けします。

 

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<お客様>

T様 / ITコンサルタント

Y様 / 美容部員


<インタビュアー> 

古川 / hum JINGUMAE atelier & shop 店長

 

<ものを選ぶ時の基準>

 

T様:

ずっと好きでいられそうで、長く使えるもの。そういう軸で選んでいくと大体シンプルになるんですけど、作られる過程は重視して選んでいます。

たとえば機能性、作り手のこだわりとか…職人さんの試行錯誤とか。

見た目的に同じようなものがいくつかある中でこれは違うなって感じる時は、たいてい過程の部分に納得できないことが多いかも。

 

Y様:

私も、ものづくりの過程を知るのは好きですね。ひとつひとつ手作りとか、職人さんが作っているようなものにすごく惹かれます。長く使えるかどうかという基準も私達に共通してありますね。

自分らしさも大事にしたい。皆が持っていてよく見かけるものが気になったとしても、ちゃんと自分のスタイルに落とし込めるかどうかを考えます。

 

T様:

有名なブランドもそうでないものも買うけど、自分の中で嚙み砕いて噛み砕いて、本当に腑に落ちるものしか買わないです。

作りの過程から最終的な仕上がりまでの繋がりに納得できるかどうかが決め手ですね。

 

<humを選んだ理由>

 

Y様:

リングを買おうってなった時、日本で作られているもの、職人が手作りしているようなものが良いなぁと思っていて、humが候補に挙がりました。

決まったものを勧められるんじゃなく、私達の考え方を理解して尊重してもらえるんじゃないかなーって、そんなイメージを抱いてました。

 

T様:

「ブライダルだから、これです」って決め付けられる感じじゃなくてね。

 

Y様:

ブランドコンセプトみたいなものを読むのが好きなんです。

humの公式サイトでブランドコンセプトを読んだり、あとブログも結構読んで、すごく共感する部分が多かった。

 

T様:

ずっと携帯見てるけど何を見てるんだろう?と思った時は、大体humのブログを読んでた。本当ずーっと読んでたんですよ(笑)

 

Y様:

SNSの画面上でかわいいものにはたくさん出会うけど、そこで終わっちゃうことが多いんですよね。

でもhumは実際にお店へ行ってみたい!って思ったんです。ブログを読んでるとブランドの背景がすごく伝わってきて、もっと知りたい、実際にモノを見てみたいって思った。あと販売員の人達がお客様のニーズを引き出してちゃんと形にしているのもすごいなーって、、、私も接客業なのでそういう部分にも興味が湧きました。

そう思うと、古川さんに担当してもらえたことは大きかった!

 

T様:

それは大きかったよね。

実際にアトリエで職人さん達が作業している姿を見ることができて、「本当にここで作られてるんだ」と実感できたのも良かった。この空間も僕的にはすごく刺さってました。楽しいなって。

 

Y様:

二人の間に温度差が生まれることもなく、お互いがちゃんと納得して決められたんだよね。

もう一か所候補があったんですけど、そこは2回見に行っても何となく決めきれずにいたんです。humに来てすぐ心が決まりました。

 

<マリッジリングへのこだわり>

 

Y様:

マリッジリングを選ぶというよりは、純粋に一番良いな、かわいいなと思えるものにしたかったんです。

 

T様:

お互いが好きなもの…、それぞれが着けたいものにしようと話していました。

あと、決まっているデザインの中から「じゃあこれで」ではなく、ちょっと細かいところまで選んで作ってもらえるのが良かったかな。

 

古川:

T様は、指輪は全く着けないと仰っていましたよね。

 

T様:

アクセサリーも時計も何も着けたくないというこだわりがあって、最初はマリッジリングもどうなんだろうと思ってたんですけど…、これは気に入っています。

色々とアドバイスも貰いながら、これなら楽しく着けられそうだと思えるものに出会えました。

 

Y様:

似合ってる!普段着けないからか、最初はどれを着けてもしっくりこなかったんだけど、これはすごくしっくりきたよね。

古川さんは私達の「好きなものを好きなように着けたい」という意見をすっと受け入れてくれて、考え方にギャップが無かったので有り難かったです。

 

 

<エンゲージメントリングのリモデル>

 

T様:

元々はマリッジリングだけで良いかなと思ってたんです。

そしたら叔母が、祖母からもらったダイヤの指輪をあげるよと。叔母には子供がいないので、僕たちが受け継ぐことをすごく喜んでくれたように思います。

 

Y様:

実の子供のように可愛がってくれてるんだよね。

 

T様:

叔母はニューヨーク在住で、日本まで送る途中で無くなっちゃったりしたら大変なので、来日する人にわざわざ預けて届けてくれました。

そうやって譲り受けたものの、やっぱり昔のデザインだから彼女のイメージとも違うし、サイズも違う。叔母からは自由に作り替えていいよ、と言われたけど、どこに持ち込んでいいのかわからず放置しちゃっていましたね。百貨店のリフォームサービスも見たけど…うーん…っていう感じで。

とりあえずマリッジだけ決めようとhumに行き着いて、humについて調べている時にリモデルできることを知りました。

 

古川:

デザインのイメージはありましたか?

 

Y様:

年齢を重ねたときも着けられるものが良いなと思っていました。しわしわになった手にも似合う感じっていうのかな。

それから、もし子供ができたら将来託せるようなもの。親から子に受け継ぐことへの憧れがありました。

 

T様:

そんなことまで考えてたんだね。初めて知った。

たしかに叔母さんからもらったリングも、ただのリングではなくて全然感じ方が違ったので、受け継げるっていうのは良いですね。

具体的なデザインは、古川さん、森山さん(※職人)と相談しながら考えたけど、こうしたいっていうのを聞いてくれた上で現実的なすり合わせをしてもらえたのが良かったですね。

 

Y様:

トップは真ん丸じゃないほうが良くて、六角形に。六角形の向きにもこだわりました。

フルダイヤにしたのは、手を返した時に内側にもダイヤが入っているほうが綺麗なんじゃないかと思って。あとはマリッジもフルのデザインにしたので、それと合わせました。

 

<スタッフとの対話>

 

Y様:

古川さんと森山さんで視点が違っていたのが良かったよね。古川さんは、私達のデザインへのこだわりを上手く汲み取って伝えてくれて…。

 

T様:

そうだね。森山さんは指輪の作りそのものについて色んなアドバイスをくれたよね。

 

古川:

その辺りは意識的に役割分担していますね。

職人は実際作った時にどういう風になるかを具体的に想像しながらお話しできますし、販売員からはお客様のご希望とかお好みに応じて「こういうのはどうですか?」と純粋な発想でご提案するようにしています。

 

T様:

あと古川さんは、この指輪を選んだあと二人はどうなるのか?みたいな視点からも意見をくれて…、指輪を買うその先を見せてくださったからこそ、フルダイヤにしようと決断できました。

 

古川:

ありがとうございます。大切なダイヤモンドのリモデル、ご不安に思われる気持ちは無かったですか?

 

Y様:

どういう風にできあがるのかはドキドキしました。

 

T様:

要望はしっかり伝えてるけど、自分の頭の中で完全にイメージができている訳ではないしね。

 

Y様:

でも職人さんと話せたことで、「絶対良くしてくれるだろうな」って思えました!

注文する時には何の不安もなかったよね。

 

T様:

でも直後はちょっと不安になってたよね?

 

Y様:

そうやったっけ?でもそれなりにお金は掛けてるからその点では確かに(笑)

 

<ジュエリーをオーダーする「体験」>

 

Y様:

職人さんと話す機会なんて、普段無いじゃないですか。私の人生で、職人さんに直接お願いして何かをオーダーすることって本当に初めてだったので、貴重な機会、貴重な時間だったなって思います。

 

T様:

本当に古川さんと森山さんからのアドバイスが的確で。自分たちが迷っているポイントをお二人に見つけてもらいながら相談していました。そうやって表出させてもらった迷いに対して、色んな角度からご意見をくださったので有り難かったです。

古川さんと森山さん、そして僕ら、4人でワンチームな感じが楽しかった。

 

Y様:

その「体験」が良かったよね。普通に買うのとは全然違う思い出になった。

 

T様:

うん。それこそ人の指輪を買うのも初めてだし、自分の指輪を買って着けるのも初めてだったけど、指輪を買う以上に良い体験をさせてもらったなと思う。

 

古川:

最後に、仕上がりをご覧になったときの率直な感想をお聞かせください。

 

T様:

おふたりの意見も貰いながら納得して決めて、いざ出来上がったものを見ると、本当に自分達のものになったんだという「ぞわっ」とした感じが少しありました(笑)

 

Y様:

エンゲージの輝きがすごすぎて!

最初はずっと重ねづけするイメージを持ってたけど、こんなに立派な存在感があるなら単品で着けるのも良いなって思いました。あとは古川さんが言ってくれたように、年齢を重ねたときにどんどん似合うようになってくるのかなと思うと、今後着け方を色々と変えられそうで楽しみだなぁって…。

1本で着けても素敵じゃない?

 

T様:

うん、良いね。ダイヤは昔のものでも、こんなにきれいに輝くんだね。

 

Y様:

マリッジリングも、今のところはブライダルというよりファッションリングみたいな感覚で、お出掛けする時の気分によって着けようかな、って考えています。

一般的なブライダルの考え方に縛られずに、そんな着け方も良いのかなって。

 

T様:

結婚してもお互いそのままでいたいね、っていう感じなんです。

これまでと変わらずにそれぞれ好きなようにやっていく…、そんな自分達らしさをリングにも反映させられたかなと思ってます。

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結婚は単なる通過点、、、それを特別な事と捉えるのではなくずっと変わらずにいたいというお二人でしたが、humのアトリエでリングをオーダーする「体験」には特別感をお持ちいただけたようです。

親族の絆を感じられるダイヤモンドがお二人らしいエンゲージメントリングに生まれ変わり、マリッジリングもそれぞれのスタイルで。自分らしさを大事にするT様とY様に相応しいものとなったのではないでしょうか。

 

これからも変わらず、お二人らしく。そんな人生の一部分に、humが携わることができたなら光栄です。

ありがとうございました!

 

 

 

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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