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NIGHT WORKSHOP JINGUMAE report vol.2 -自分で作るマリッジリング-
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NIGHT WORKSHOP JINGUMAE report vol.2 -自分で作るマリッジリング-

こんにちは、小西です。

 

先日こちらの記事でオーダーメイドのサプライズエンゲージリングをご紹介いたしました。

本日は、ご自身でお作りいただくマリッジリングについての内容です。

humの職人からマンツーマンでレクチャーを受けながら本格的なジュエリー作りを体験していただけます。

このたびNIGHT WORKSHOP JINGUMAEでマリッジリング制作に挑戦されたのは、成美さんと朋大さん。

成美さんはhumの職人・茂木と友人関係にあり、結婚指輪を選ぶにあたって真っ先に相談した相手が茂木だったそうです。

humで展開しているブライダルコレクションも一通り見たものの、ワークショップでお互いに指輪を作って贈り合うことに。夫婦揃って手を使う仕事をしている事もあり、結婚指輪を自分たちの手で作るというのはとても自然な選択だったようです。

 

ジャンルは違えど互いにものづくりを生業としている成美さんと朋大さんは、リングの制作を体験してみてどのような事を感じたのでしょうか?

「一本芯が通った」という表現がぴったりの、とても素敵なお二人にインタビューさせていただきました。

 

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<名前/職業>

成美 /衣作家

朋大/料理家



<ものを選ぶ時の基準>

成美:

自分がものをつくる人間なので、だれがどんなところでどんな気持ちで作ったのか、が一番気になるのかもしれません。

大量に造られたものにはあまり興味が湧かず、道の駅に売られているおばあちゃんが作ったコースターとか好きです。

作者の名前があって、この近所に住んでることがよくわかる。そんなものにいつも惹かれています。友達が作ったものもよく持っているかもしれません。自分のつくったものもよく身につけるようになりました。

朋大:

誰がどう作ったかが見えるものを選ぶ傾向にあります。

ブランドや前情報だけでもの選びをすることはあまりないですね、、


<マリッジリングへのこだわり>

成美:

指輪って正直よくわからなかったんです。結婚指輪というものを意識したこともなかったし、どんなものがいいのかさっぱり分からなくて。

でもとにかく、手しごとにも合う無骨なもの、手は染料でよく染まるし傷だらけになるので、邪魔にならず長く着けていられるものが良いな、とだけ、ざっくりですが、思っていました。

朋大:

お互いが良いと思えるもの。既成の商品ではなく人とは違うもの。




<なぜワークショップを選んだ?>

成美:

指輪を選ぶ際にまず浮かんだのが、humのスタッフでもあり、大学の同期の茂木さんでした。彼がジュエリーを専門とした職人さんだったこともあり、すぐ連絡を取りました。

彼に会って話した際に、作るでしょう。と、言われ。あ、作ろうかな。と。

夫婦ふたりとも手を使う仕事に就いていることもあり、自分で作ったものには愛着が湧くだろうとそのとき明確に思いました。旦那さんも良いねと言ってくれたので、すぐに決めました。

指輪作りの経験は無かったですが、職人さんやスタッフさんの顔が見える場所だったこともあって不安などは全くなく、楽しめるだろうと思って当日臨みました。

朋大:

指輪を作る過程を体験したかったからです。

それに、二人ともモノづくりを職にしているので、自分達で一から作ることに価値を感じました。

 

<アトリエでの体験はどうでしたか?>

成美:

丁寧に、そして細かく教えていただけたので、納得して毎回進められました。

具体的に指輪が出来上がるまでのプロセスに疑問が沢山あったわたしでしたが、道具の説明や、どうして金属の隙間を埋められるか、素材の性質の話など、しっかり説明していただけたのが興味深く、真剣につくらせてもらいました。

実際に体験してみると、力の入れるところと抜くところが難しい。指先にいつもは使わないような力が必要で、困惑しました。

手の動かし方ひとつひとつで個性が現れてくるので、どの工程も楽しかったです。

朋大:

少し緊張したけど気づいたら夢中になって楽しんでました。

妻のリングを作ったので、いろんな感情を込めながら作れて良かったです。

 

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humのポリシーを表現する言葉に「誰が誰のために作るのか」というものがあります。

その考えを同じように大切にしていらっしゃったお二人には、誰が作ったかがわからない量産品や、ブランドネームが前面に押し出された高級品ではなく、自ら手作りする体験こそが相応しかったようですね。

 

お二人がはじめてhum JINGUMAE atelier & shopに足を運んでくださったのは昨年の夏、当時はまだ入籍前でした。

成美さん朋大さん夫婦とhumを繋いでくれた職人・茂木は、「これまで成美さんの展示会にはよく足を運んでいて、ものづくりの仕事について話したりしていたので、マリッジリングを選びに来てくれた時に自然な流れでワークショップを薦めた」のだとか。

この提案が二人の価値観に合致したことでNIGHT WORKSHOP JINGUMAEへのご参加がすんなり決まり、2時間×2日間かけてHammer Ringをご制作されました。ハンマーを使って施す槌目模様に手作業らしい温かみが表れるリングです。

完成した指輪を見ると、成美さんと朋大さんの人となりが何処となく滲み出ているような気がしました。

その後晴れて正式に夫婦となったふたりの生活に、お互いに対する想いを込めて作られたマリッジリングが今も寄り添い続けていることと思います。

 

ちなみにお二人の手仕事もすごく素敵なので、是非チェックしてみてくださいね。

成美さんの作るお洋服→「相良

朋大さんの作るお料理→「ひのめ

 

 

 

NIGHT WORKSHOP JINGUMAEでは、気軽にお楽しみいただける「1day program」からじっくり取り組んでいただく「3 days program」まで、さまざまなメニューをご用意しております。2名でご参加いただき2日間〜3日間でリングを制作するプログラム「for Couples」は、結婚指輪やペアリングにぴったり。

humの職人から知識と技術を学びながら思い入れ深いジュエリーを作ってみませんか?

自分自身の体験が記憶として刻まれるジュエリーに既製品とは違う良さを見出していただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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